西洋占星術

第2チャクラの浄化と癒し・蠍座満月

5月13日(月)1時55分頃、蠍座で満月がピークを迎えます。
今回は、その満月チャートから個人的に注目しているポイントを、簡単にご紹介します。
ご自身の癒しや気づきのヒントとして、少しでも参考になれば幸いです✨


1. 8ハウスで起こる蠍座満月と第2チャクラの癒し

今回の満月は、蠍座、そして蠍座が象徴する8ハウスで起こります。
これは「深い感情の癒し」が大きなテーマとなることを示しています。

個人的に特に注目しているのは、第2チャクラの浄化と癒し。
蠍座が司る身体部位は生殖器であり、第2チャクラは下腹部に位置し、感情とも深く結びついている場所です。

性に関するネガティブな感情やトラウマが滞りとなって現実化しやすいのがこのエリア。
今回の満月は、そうした内面的なブロックの浄化に非常に適したタイミングです。
無理に掘り起こす必要はありませんが、「今、手放してもいいかも」と感じたテーマには、ぜひ優しく向き合ってみてくださいね✨


2. 水星・冥王星・ブラックムーンリリスのTスクエア

牡牛座の水星、水瓶座の冥王星、そして蠍座のブラックムーンリリスがTスクエアを形成しています。
これは、深層意識に抑圧してきた感情を“言語化”し、表に出していくチャンスでもあります。

気持ちを書き出す、声に出す、信頼できる人に話してみる——
そうした「言葉」による表現(水星)を通して、感情の浄化(リリス)や変容(冥王星)を促せるでしょう。

ネガティブな感情が湧き上がると苦しく感じることもありますが、
それは「今ここで手放す準備ができたサイン」かもしれません。
感情の奥にある本音に、優しく耳を傾けてあげてください。


3. ICと木星の合:心のルーツを見つめ直すとき

今回の満月では、IC(イムム・コエリ:魂の根っこを象徴するポイント)と、トランジットの木星が双子座で合(コンジャンクション)を形成しています。

これは、「自分の内側を見つめ直すことで、新たな意識の拡大につながる」ことを示唆しています。
特に、過去の体験や家族との関係、自分の根源的な価値観などを振り返ることで、大きな気づきが得られるタイミングです。

ジャーナリングなどを通じて、自分の本心に触れてみるのもおすすめです😊

一般的に占星術ではMC(社会的目標)やアセンダント(外的自我)に注目しがちですが、
これからの時代は、ICやディセンダント(対人関係)といった「内面」や「つながり」も重要になってくると感じています。


4. 魚座の土星とセレス:感情の癒しが豊かな実りをもたらす

魚座28度では、土星(農耕神サトゥルヌス)と小惑星セレス(豊穣の女神)がぴったり重なっています。
どちらも「収穫」や「実り」と深く関わる天体です。

この2天体が「水のサイン」である魚座で重なることは、
“感情(水)を癒すことが、やがて現実的な豊かさ(実り)を生む”というメッセージのように感じられます。

また、牡牛座の天王星ともセクスタイル(調和的な角度)をとっており、
ひらめきや変化が実りを運んできてくれる可能性もあります。
ピンとくる感情や気づきがあれば、大切にしてみてください🌈


ちょっと急ぎ足のまとめにはなりましたが、
この満月のエネルギーが、少しでもみなさんの癒しや目覚めのきっかけとなれば嬉しいです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

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